オーナースタッフのブログ Vol.4
生き方を考える R5/11/30
本日のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
久々の投稿となりました。今日で11月も終わりということで、
寒さは厳しさを増し、明日からは季節が冬に変わります。
そんな11月は僕にとって感慨深い月となりました。
実は、数日前に修行先の師匠が他界されました。理容師としての自分が今あるのも
師匠のおかげであり、理容師としてだけでなく、人としても生き方を学ばせてもらった
大切な方でした。今となっては感謝以外ありません。
師の人生は太く短いものでしたが、僕を含む大勢の弟子を育て、
死の直前までハサミを握っておられたようで、その生き様は師らしいものでした。
葬儀に参列したあふれんばかりの大行列は、多大な影響力とそれまで築いてきた
人との絆を垣間見たような気がします。
師の訃報は寂しく悲しいものではありましたが、それよりもっと重要なことを
教えていただいたと感じています。
人はいつかは死をもってこの世を卒業するわけですが、
それはなんの前触れもなく、早かれ遅かれ人生のゴールがやってくるものです。
だからこそ、その日その日を一生懸命に生き抜くことが大切なんだと…。
同時に、地位や名誉を獲得し、どれだけの功績を残したかよりも、
人生の経験によって何を学び感じたのか。
それが最大の財産となり、生きる意味なんだと教えられた気がしました。
残された人生はどれだけあるかわからないからこそ、一日も無駄になんかできない。
そう思えば、今を生きていることが当たり前ではなくなります。
一瞬一瞬を全力で生きていきたいと、改めて気付かせて下さった師を思って、
本日の投稿といたします。 言い尽くせぬ感謝の言葉はたくさんありますが、
最後にもう一度、 師匠 ありがとうございました。