オーナースタッフのブログ Vol.6
サービスの本質とは R6/01/21
令和6年最初の投稿となりました。
ご存じのように新年から波乱含みで始まりましたが、
まず以って、被災地の一刻も早い復興を願っています。
今回は皆様に理美容サービスを提供する側の立場として、僕が考えるサービスの本質とは何なのか?
という内容でお届けします。
大きな会社のみならず個人商店でも、事業運営するためにそれぞれがコンセプトや戦略を掲げています。
僕は、時間と品質の関係については特に強い関心を持って仕事をしています。
・ 長時間 ✖️ 高品質 = 価格が高い
・ 短時間 ✖️ 低品質 = 価格が安い
この二つが世の中の大半で認識されているのでは。と思います。
でも、この二つには分類されないサービスがあるのをご存じでしょうか?
しかもこれこそが究極のサービスと理解されはじめています。
・ 短時間 ✖️ 高品質 = 価格が高い
上記のように質はもちろんですが、時間をお金で買うという考え方ですね。
鉄道を例にとると、遠方へ早く行くために追加料金を支払い新幹線を利用するのが
わかりやすいかと思います。
まさに タイム・イズ・マネー
理美容のサービス料金は未だ時間がかかると高額になると、通常考えられており、
質を高く維持して時短を実現するのは、とても難しいことに変わりありません。
しかし、あえてそこを目指すのが我々プロの仕事だと僕は捉えています。
時短での満足感はお客様にとっても大きなメリットがあると言えます。
ムダな時間はお客様の時間を拘束し奪うことになります。
短時間でサービスを提供するということは、手抜きをしてクオリティを落とす事
ではありません。また、回転数を上げることを目的にしていません。
僕がカットルームKAZで実践することは、動線の見直しや同じ箇所を度々反復しない
など、不必要なムダを省き、浮いた時間をカミソリのゆっくりした運行や、
入念なマッサージなどのリラクゼーションタイムを多くとる。といった所に回しています。
ムダを付加価値に変えることで、接客のマトを得た仕事を常に意識しています。
まだ志半ばではありますが、この考えを賛同いただけたらとても励みになります。
業界自体がこのような意識で変わっていけたらいいなと思っています。
この気持ちを忘れず今後も邁進して参りますので、よろしくお願いします。
最後までお読み下さりありがとうございました。