オーナースタッフのブログ Vol.7
R6/02/29
シンプルの裏側にある難しさ
ご機嫌いかがですか? 今回は4年に一度の閏年(うるうとし)で2月最終日ですね。
今日は僕たちが日頃やっている技術の話をしてみたいと思います。
ボウズヘアと聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?
昔は小中学生の間では定番でしたよね。そんな時代もありました。
それは単に短ければOKという理由だったように思います。
今ではカッコイイボウズ頭がトレンドになるなど、好んでやる人も増えています。
先日、お客様のご家族からのリクエストで坊主のカットをさせていただきました。
バリカンとハサミの併用で上部は 10mm 〜 2mm のグラデーションを施したスタイル。
つまり、裾にいくにしたがって徐々に短くなるおしゃれボウズに仕上がりました。
ハサミを使うことのメリットは頭の形をキレイに魅せることの他に、バリカンの継ぎ目
をぼかすことができるので重宝します。
話を戻します。おしゃれボウズをされた方のご家族が最近来られて、
「ボウズなのに切り方であんなに違いが出るんですね」とおっしゃられました。
ボウズにされたご本人さんも気に入られたと聞いて嬉しく思いました。
ボウズは見た目からしてシンプルなだけに、一般の方々からはカットが容易だと思われて
いるようですね。
しかし、僕ら技術者にとってボウズは仕上がりの見た目が全てなので、
まやかしは通用しません。 これほど難しく奥深い技術はない。というのが理美容師の見解です。
もし、皆様がサロンでカットされたボウズヘアを目にすることがありましたら、
シンプルな中にも技術が詰まっているんだな。と感じていただけたら嬉しく思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。