オーナースタッフのブログ Vol.15
R6/11/18
オーダーメイド
こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
この回は僕らがしている理美容業務についての話をしましょう。
余談ですけど、先日僕は自分の体型にフィットするシャツをオーダーで作ってもらいたくて専門店に足を運びました。
普段は既製品を購入していますが、色柄や素材に妥協せず長く着られるものは、こうしてごくたまにオーダーメイド品を作成してもらったりしています。存ご知のように安い買い物ではないので、まだ数えるくらいしか利用していませんが、ハズレなく価格以上にとても満足しています。
……ちょっとここは …… オーダーメイドのお話は一度置いておきましょう。
今日は理美容のお話ということで話を進めているので、本線に入りましょうか。
理美容業は数ある職業の中でも、かなり特異な仕事と言われています。どこが他と違うのでしょう?
通常モノやサービスは生産者や製造者、モノゴトを考案する側が消費者・利用者に対して
「こんなものがありますよ。気に入ったら買って下さいね。」と全ての人に向けて同じものを提供しています。
それで、我々一般人は自分の条件に沿うものにお金を払うのです。
では、ここに理美容業を当てはめてみるとどうでしょうか?
お客様が欲しいものだけにターゲットを絞って買いに来てくれるのなら、ボウズ専門店、マッシュ専門店、ウルフ専門店、ミディアム専門店、ロング専門店、パーマ専門店、白髪染め専門店 etc… があってもいいはずです。しかし、それとて難しいですよね。買ってくれるお客さん全てに同じものは提供できませんから。
そう。僕らの職業は買いに来たお客さんからしてほしいことをお聞きして、要望に答えてヘアスタイルを作っていく。そんな異質な職業です。
洋服の場合、スーツやシャツを作る時、体型は千差万別なのは当たり前。ヘアスタイルもしかり。それだけでなく人によって頭の大きさ形、髪質や生え方が異なります。完成をみるまでに多くの引き出しが求められるため、日々鍛錬が必要になってきます。
お客様の注文が細かければ細かいほど、職人魂本領発揮!といったところでしょうか。
そう。私たち理美容のお仕事もオーダー専門店なんですよね。そう、冒頭の話に繋がりましたね!
オーダーは高い!そりゃそうです。お客様の思いをしっかりと形に、オンリーワンを提供しています。
でもまだまだこの仕事は価値が低いと思うのです。
だからこれからも、誇りを持って理容の価値がオーダーメイド専門店のように上げられるよう、頑張っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。次号もお楽しみに。