オーナースタッフのブログ Vol.13
R6/09/29
パーマとヘアカラーの併用について
みなさんこんにちは。投稿をいつもご覧になっていただき、ありがとうございます。
あんなに暑かった夏もようやく終わりを告げ、はや10月を迎えようとしています。
それでもまだ日中は季節外れの暑い日もあり、この時期にしては異常な高い気温ですね。
一月に地震で被災地となった能登地方では、復旧半ばというところで大雨洪水の被害に遭われた地域の方には、まずもって心よりお見舞い申し上げます。
このブログでは、お客様からよく聞かれる疑問についての投稿もしています。
今回はパーマとヘアカラーを同時に施す場合の影響や注意点をご紹介していきましょう。
最近では少なくなりましたが、パーマもヘアカラーもいっぺんに済ませたいとお考えになるお客様もいらっしゃいます。
確かに一回でやってしまえば何度も足を運ばなくていいですし、その分料金も少し抑えることにもなりますよね。
ただ、リスクも伴います。どちらの技術も髪を傷めるのは間違いありませんし、同時にすることでパーマ、カラーのどちらかに不具合が出る可能性もゼロではありません。
そういった理由から、髪がそれに耐えられないと判断した場合はどちらか一方だけ施術し、もう一つは間を空けてから後日ご来店していただくよう、説明させてもらっています。
それでもいろんな事情により、同日にパーマ、カラー両方に踏み切る場合は先にパーマを行ってからカラーをすることにしています。
その理由は、薬剤の特性上パーマよりヘアカラーの方が色落ちしやすいから。というのがあります。
先にカラーをしてしまうと、後からかけたパーマ液によって色味の流出が大きくなるからです。
確かに最初にやった方は影響を受けますが、パーマがとれるよりもカラー落ちの方がリスクが断然高いと言えます。
当店でも過去にパーマとヘアカラーをWでされた方はたくさんいらっしゃいますが、最初にパーマ、次にカラーの順序で施術しましたが、一度もクレームはもらっておりません。数種類ある薬剤にはかなり気を遣いますし、なるべく髪に優しくカールも色の乗りもしっかり仕上がるよう心がけています。
でも、それは僕ら技術者の提案を素直に聞き入れてくださるお客様の理解があってこそです。
お客様にとってベストチョイスになるよう、できる時は技術の提供をしますが、悪い結果を招くと事前に判断すれば、潔くお断りするのも仕方なし。 と考えています。
当店では長い経験の中で得た知識でもって対応させていただいてますので、どんなことでもご相談ください。
今後もよくある質問などをこちらでも回答したいと思います。