オーナースタッフのブログ Vol.22

R7/08/12
歯車は狂っている
今年のこの暑さの中、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
年を追うごとに地球がおかしいぞ!と思うのは僕だけではないはずです。
こと環境問題にまつわる僕の投稿は過去に何度も取り上げていますが、今回は少し違った角度でお伝えします。
いきなりですが、こんなにも住みにくい地球になってきているのは明白です。
「まぁ〜仕方がないか、今更どうしようもないから」と見過ごすのか。それとも「意識を変えてこの先について考えよう」
と行動を起こすのかでは、我々人間の将来はずいぶん違ったものになるでしょう。
現在の地球環境は人間たちの荒廃してしまった心の投影にすぎません。
この世はモノやお金を多く獲得することが、人生の目標になっているかのように思われます。
それのどこが一体、地球環境と関係しているのか?
答えは現代の利益至上主義によって環境を守ることを犠牲にしてきたからなのです。自然の恵みによって人類は富を得、発展してきたことを忘れてはなりません。
身の回りを見てください。ありふれた多くの製品も食品も、あらゆる資源はみな自然由来のものです。人類の大半は不足のない生活を当たり前のように過ごしていますが、自然から多くを享受している一方で、自然への感謝や配慮はごくわずかしか感じられません。
有り余るほどのものを生産し、不要になったものを埋めたり燃やしたり、大量のCO2も自然に押し付けている状況です。
本来、地球上にあるものは全て自然に還り循環していくのが常。
人間は物質分解するのに何百年もかかるようなプラスチックをはじめとする人工化合物や毒素を作り出し、自然の摂理に反した行為をエスカレートさせています。
地球が悲鳴を上げ、同胞の犠牲を出し続けてもそれを止めようとはしません。
大昔はもっと、自然との共生がうまくいっていたのでしょう。
でも今は人間の強欲が地球の循環システムの歯車を狂わせています。社会はもっと環境保全のために動き出すべきです。
そして個人も利便性にとらわれず、環境に負荷をかけないために地球を思いやるためにまず声を上げ、大きな変革の波を起こしましょう。
この機会にぜひ考えてみてほしいと切に願います。最後までお読みくださりありがとうございました。